海も山も大好きチャンネル

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船体に穴を開けずに魚探の振動子をつける

今回は新艇のFRPボートに魚探の振動子をつけてみます。

 

取り付けるのはホンデックスのPS-611CNⅡのディープタイプです。

 

さて、この振動子を取り付けるにあたって、FRPボートに取り付ける方法は主に2つあると思います。

ひとつは、パイプ等に取り付けて、クランプで挟み込むタイプで取り付ける方法があります。

ただ、この方法では、走行中は海中には付けておけないので、いちいち止まって降ろす必要があって、随時海中を確認することが出来ず、手返しが悪い上に面倒くさいのです。

 

もう一つは、船体に穴を開けて固定して取り付ける方法です。

どこにつけるかにもよりますが、イケスの中につけるなら、コードを這わす穴をイケスのフタに開ける必要があります。

 

振動子の感度等も考えると、船底に直接取り付ける方法が一般的ではあるとは思いますが、船底部分に付けるにしても、ステーを取り付けるのに、やはり穴を開ける必要があります。

穴を開けた後にコーキングをする必要もあるので、素人にうまく出来るのか・・・

また、船底に直接つけた場合は、ボートの上げ下ろしの際に振動子が邪魔になる場合があります。

 

何とか船体に穴を開けずに取り付ける方法はないかと調べていると、あるYouTubeで、磁石で取り付けている人がいて、これなら、船底に付けてもいつでも取り外せて、しかも振動子が海中に直接浸かるので、感度も良くなり、大変良い考えだと思いました。

その方はネオジム磁石を使っておられて、磁力自体は強力なのですが、「錆びる」という問題がありそうでした。

 

錆びずに強力な磁力がある磁石を調べていると、この磁石に辿り着きました。

この磁石はもうすでに錆びているので、これ以上錆びないという理屈らしいです。

これなら磁力も落ちなさそうです。

 

今回は2個買ってみました。

くっついているので剥がしてみようとしますが、本当に強力です。

 

で、船体の方には、こちらのスチールプレートを強力な両面テープで取り付けます。

これはステンレスも含まれているので、多分錆びにくいと思います。

ステンレス100%だと磁石がくっつかないので注意です。

 

こんな感じでバッチリくっつきます。

 

それでは振動子に取り付けてみます。

 

この磁石はちょうど真ん中に穴が開いていて、ここにネジを通すことが出来ます。

 

ネジの大きさはM3がちょうど良いようなのですが、付属のワッシャーでは小さすぎるような感じです。

 

やり方が正しいかは分かりませんが、大きめのワッシャーも買ってきました。

海中に浸かる部分なので、錆びにくいようにステンレスの物を買いました。

 

では早速取り付けます。

 

でっかいワッシャーを通して。

 

はい。

ふたつ取り付けました。

今回の画像では上から取り付けましたが、2個目をつける時に付けにくかったので、いったん外して、振動子側の下側から付けなおしました。

つける時にも磁石同士がくっついて、しかも強力なので苦労しましたw

 

後は船底部分にこのスチールプレートを取り付ければ完成します。

 

これがボートの船底部分です。

 

こんな感じで2枚貼ります。

 

スチールプレートを2枚付けてシールをはがしましたので、ここに振動子を付けてみます。

 

こんな感じで・・・結構強力ですよ。

 

しかも取り外せるのが何より良いです。

 

もう一回つけてみて・・・

中々の強度です。

 

中々の磁力なので、走行中でも外れないと思うのですが・・・

次の回では実際に使用してみて、結果を報告します。

 

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